1:ワイヤレスで快適環境
「トーキングエイド for iPad テキスト入力版」や「ぽんぽんわーるど」は、画面タッチで操作することが困難な場合に、任意の外部スイッチで操作することができます。その場合にスイッチを接続できる無線タイプのインターフェイスが「ワイヤレススイッチボックスS」です。
「ワイヤレススイッチボックスS」は、Bluetooth規格での無線接続なので、ケーブル抜けによる通信遮断やケーブルを引っ掛けて機器の落下させるなどの事故の心配がありません。
通信範囲は約10mと広く、無指向性のため、機器の固定場所を選びません。
※ 本ワイヤレススイッチボックスSは、トーキングエイドプラス、トーキングエイド for iPadの「テキスト入力版」と、ぽんぽんわーるど「金魚すくい」「おしごとなあに?」で利用できます。他のアプリでの動作は確認しておりません。
2:オートスキャン・マニュアルスキャン等、様々な入力方法に対応
1から5個のスイッチを接続することができ、利用者の特性に合わせて多彩な入力方法が可能となります。
※ 以下に紹介する機能は、「トーキングエイドプラス」および「トーキングエイドfor iPad」におけるスイッチ設定との連携で可能となる機能です。
オートスキャン
・利用するスイッチの数:1個
・操作概要:スイッチを一度押下すると、カーソルが自動で走査していきます。希望の列、希望の文字でスイッチを押下することで入力できます。
1スイッチステップスキャン
・利用するスイッチの数:1個
・操作概要:スイッチを押下するごとに、カーソルが1つずつ移動します。スイッチを押下せずに放置しておくとその位置で列や文字が決定され入力されます。
2スイッチステップスキャン
・利用するスイッチの数:2個
・操作概要:一方のスイッチは押下するごとにカーソルが移動します。もう一方のスイッチを押下すると現在のカーソル位置で確定します。この動きで列や文字を選択し入力します。
マニュアルスキャン
・利用するスイッチの数:5個
・操作概要:カーソルを左右上下の4つのスイッチを押下することで動かします。5つ目のスイッチでカーソル位置にあるキーを確定させ入力します。
3:その他の特徴
出力するキーコードを変更することができます。
iOS、Android、Windows、MasOSXのキーボード/マウスとして認識され、しかも5つのスイッチジャックそれぞれに任意のキーコードやマウス動作を割り当てることができます。OSの標準アクセシビリティ機能との親和性も高く、例えば、iOSのスイッチコントロール機能を利用するためのスイッチインターフェイスとして使用することが可能です。
LEDで電池残量をお知らせします。
ワイヤレスで気になるのは、やはり電池残量です。「ワイヤレススイッチボックスS」は電源ON時に、LEDの点灯によって電池残量をお知らせする機能を持っています。
USB充電機能があります。
USBポートから、USB接続ACアダプタやUSBポートのあるパソコン・タブレット端末を使って充電ができます。(充電中は、電源のON/OFFに関わらずLEDが赤点灯します。)
省電力モードで、電源スイッチの消し忘れでも電池の消耗を抑えます
約5分間スイッチ入力が無いと、自動的に通信を切断し省電力モードに入ります。通信再開は、スイッチ操作で簡単に復帰します。
※ 充電中は省電力モードには入りません。
※ 長時間使用しない場合は、電池を使いきった状態で電池を装置から抜いて保管ください。電池の特性の劣化の原因になります。
4:仕様
型番 | KESWTA-11 | |
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サイズ | 80mm x 68mm x 31mm(フックを除く) | |
重量 | 約130g(電池含む) | |
スイッチ接続部 | φ3.5mmミニジャック x 5端子 | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 | |
適合規格 | 無線装置技術基準適合証明 Bluetooth認証 PSEマーク認証 |
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Bluetooth | Version | Bluetooth® 2.1+EDR class 2準拠 |
対応プロファイル | HID |